こけしブログ第10回。今年4月に誕生したばかり!「石巻こけし」って何?

こんにちは。NJのブログをこけし色に染めてしまった犯人、夏井です。個人ブログじゃあるまいし、趣味のこけしをこんなに書かせてくれる会社なんて、はっきり言って滅多にありません。

そんな恵まれた環境に感謝しながら、今回も書いています。なんと記念すべき10回目を迎えました!ありがとうございます、ありがとうございます!!

前回までの記事はこちら

第1回 東北のものづくりはスバラシイ。おかっぱライターがこけしの魅力、紹介します!
第2回 コレを知らないと始まらない、こけしの基本をお教えします。
第3回 産地へ行ってみよう 〜鳴子編〜。鳴子温泉はこけしパラダイス!
第4回 夏は秋田へ!湯沢へ!「木地山こけし展」8/20まで開催中です!!
第5回 約1時間で300本完売!「インディゴこけし」はこけし界のファッションリーダー!
第6回 こけしにもフェスがある!津軽こけし館の最大イベント「全国伝統こけし工人フェスティバル」に行ってきました!
第7回 飾るだけじゃないアイデアを提案!これがワタシ流「こけしの楽しみ方」
第8回 冬も湯沢へ!2/14・15はめんこいこけし&犬っこに会いに来てたんせ〜
第9回 おかっぱライター、今回はちょっぴり真面目に話します

町を元気に!そんな想いから生まれた「石巻こけし」

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さて今回は最近のこけしニュースをお届けします。

2015年4月4日、こけし界に衝撃のニューフェイスが登場しました。その名も「石巻こけし」!

宮城県石巻市といえば、東日本大震災で津波の被害を受けた場所です。そんな石巻で新しいものづくりをはじめたのが、石巻駅周辺の呉服屋に勤める林貴俊さん(40歳)。実家の呉服屋は津波で被災しましたが、石巻を元気にしようと立ち上がりました。

3年かけてこけし店の構想を行いながら、こけしの絵付けの修行を積み、石巻オリジナルのこけしを生み出したという林さん。

めでたくオープンしたお店が「Tree Tree Ishinomaki」(宮城県石巻市立町2-6-25)です。

港町石巻をイメージしたデザイン

気になるその特徴は…

こちらの写真をご覧ください。

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石巻漁港は震災前、全国でも有数の水揚高を誇っていました。そんな港町をイメージし、赤・青・白のマリンカラー、髪飾りは赤色の鯛で飾られています。にっこり笑った顔が愛らしく、見ていると和んでしまいますね。

私はこけしの絵付けを体験したことがあるので、少しは分かります。
これはスゴイ!!
ここまでの描彩を施すことができるなんて、石巻に対する愛情がひしひしと伝わってくるこけしです。

目指すは「12番目の系統入り」

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石巻にはこれまでこけし作りの文化はありませんでしたので、石巻こけしは、私がこれまで紹介してきた「伝統こけし」とは異なります。
では、一体どんな位置づけと捉えればいいのでしょう。

今回、なんと林さんにお話を伺うことができました。

「石巻こけしは、伝統こけしの工人さんも何かの工程で使っていらっしゃる『木工旋盤』という道具で木地を挽いています。筆や染料、仕上げのロウも伝統こけしと同じです。つまり、石巻こけしは『伝統こけしに準じる作業で挽いている、創作こけし』ということになります。いつか、Tree Tree Ishinomakiが『12番目の系統入り』できるよう、努力を重ねていこうと思っています」

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甚大な津波被害に遭った石巻で生まれた、新しいこけし。このこけしが地元の人はもちろん、全国の人々を笑顔にしてくれる日も、近いかもしれませんね。

お店の情報や最新情報は、Facebookページをチェックしてみてください!

※写真は全てTree Tree Ishinomakiの許諾を得て使用しています。