土湯見聞録館。東北のこけし約1,000本が展示

東北のものづくりはスバラシイ。おかっぱライターがこけしの魅力、紹介します!

こんにちは。ライターの夏井です。
今年3月に、杜の都仙台から秋田県男鹿市へとやってまいりました。伝統こけしに魅了され、今や100体以上所有する「こけし女子」です。

東北の温泉地で生まれた素晴らしい木地玩具、こけし。「そういえば実家に飾ってあったよ~」なんて人も多いのではないでしょうか。実は私、子どもの頃はこけしが怖くて…。夜になると歩き出すんじゃないかとか、カタカタ動いたらどうしようとか、こけしに良いイメージを抱いてはいませんでした。

そんな私が、どうしてこんなにもマニアックなこけし人間になってしまったのか?こけしとの出会いと、その魅力を少しだけ紹介したいと思います。

※写真:土湯見聞録館。東北のこけし約1,000本が展示されています

運命の出会いは、突然訪れた!

2年前に宮城県の秋保温泉で出会った豆こけし

きっかけは、2年前に宮城県の秋保温泉で出会った豆こけしです。あるお店で5センチほどの小さなこけし達を見て、衝撃を受けました。いろんな顔、いろんな体型、いろんな柄…なんて素朴で愛らしいんだろう!いつもは冷静を装っている私がつい興奮してしまうほど、アツイ感情が沸き上がってきたのです。

「こけしの世界…深いぞ!」

それ以来、こけしの情報を仕入れるためだけにTwitterを始め、こけ友を作っては情報交換をして、マニアック街道まっしぐら…。こけしを手にして喜ぶおかっぱ頭の私を見て「こけしがこけし持ってる」と夫は言いますが、もはやそれも褒め言葉。「こけしに似てる」は最高の賛辞に値します。

こけしは“子消し”じゃありません

江戸時代末期頃に東北の温泉地で、子どものためのおもちゃや土産物として木地職人により作られたのがはじまり。

ここでひとつ、こけ知識。

誤解されやすいのですが、

こけしは“子消し”という意味ではありません。

江戸時代末期頃に東北の温泉地で、子どものためのおもちゃや土産物として木地職人により作られたのがはじまり。
当時は「きぼこ」「きでこ」「こげす」等と呼ばれていましたが、昭和初期に「こけし」という名称に統一されたそうです。ちなみに、こけしの性別は女の子、幼女だと言われています。そう思って眺めると、ちょっと面白いでしょう?

というわけで、次回からは『東北のものづくりの素晴らしさを伝える』ことを目的に、もっともっと深いこけしの世界へとあなたをお連れいたします。
全て読み終わった頃には、無意識のうちにこけしを手に取っているかもしれませんよ…。